腹水はガン以上に余命に直結?自宅行う腹水、癌の漢方治療

腹水はガン以上に余命に直結?自宅行う腹水、癌の漢方治療

◆腹水とは!?

bf0604ad57c34f4be045c514d1772e3d_s.jpg

体内にある臓器を包む膜を腹膜と言います。腹膜は臓器と臓器の摩擦を少なくするために腹腔と呼ばれる隙間を作っていますが、その腹腔には健康な人であれば通常20~50mlの水が有ります。その水が癌や肝硬変などの様々な病気によって体内の水分の代謝が低下することで貯留してしまい腹水になります。特に腹水が貯留することで余命に直結すると言われており、病院の医師も腹水が溜まったことで余命を宣告される方も多いようです。


◆腹水が溜まると起こる症状

癌や肝硬変などが原因で腹水が発症すれば、多臓器が強く圧迫される為以下のような不快症状が起こることがあります。

・食べたいという気持ちはあるが少量しか口にできない。
・お腹以外がやせ細っている 
・体重が急激に増えた。
・腹部が張って痛い
・排尿、排便困難
・足がむくみ身動きがとれない
・胸も圧迫され息苦しい
・呼吸困難・動悸など

患者様によってはお腹以外にも「手足の浮腫」「胸水」などが溜まる方もいます。どれも大変お辛い症状です。



◆腹水が貯留する原因として

腹水が貯留する原因として非炎症性腹水炎症性腹水があります。

非炎症性腹水とは漏出性の腹水とも言われてます。主に肝硬変や肝不全、心不全、ネフローゼ症候群などが考えられ腹水が貯留します。


非炎症性腹水(漏出性腹水)の原因

①低タンパク血症(アルブミンの低下)
肝臓で作られているものでタンパク質の一種になります。働きとしましては、血管内の水分調整をしてくれていますが、アルブミンが低下することで血管内に水分が保持できずに外に漏れ出してしまい腹水の貯留の原因になります。

②門脈圧の上昇
消化管を巡った血液は門脈(消化管から吸収した栄養成分などを肝臓に運ぶ血管)という血管に集まり肝臓に運ばれますが、肝硬変や癌により肝臓内に血液が運ばれなくなり門脈の圧力が上昇することで水分を血管外に押し出してしまうことで腹水の貯留の原因になります。

③腎機能低下による水分の排出低下
腎機能の低下により不要なものの排出ができにくい状態になります。腹水の排出経路は「尿・便・汗」となります。その為、腎機能が低下することで腹水の排出経路の1つである尿を排出する力が低下してしまい腹水貯留の原因になります。

炎症性腹水(滲出性腹水)の原因

腹腔内に炎症が起こり腹水が貯留します。
原因の疾患としては、癌性腹膜炎、細菌性腹膜炎、悪性腫瘍(大腸がん、胆管がん、膵臓がん、子宮がん、卵巣がん、肝臓がん、胃癌、肺癌、GISTなど)が原因で起こります。炎症によって血管から滲出液が溢れ出していき腹腔内に腹水が貯留していきます。


◆西洋医学の腹水の治療

1b8e855cc0eb9caa644c866e650c468f_s.jpg

腹水の治療としては主に「利尿剤」「アルブミン治療」「腹水穿刺」「腹水濾過濃縮再静注法」があります。腹水の排出経路としては「尿・便・汗」となります。その為、腹水のご状態にもよりますが、初期の段階では利尿剤のラシックス、アルダクトン、サムスカ、ダイアートなどが処方されご服用される方がいらっしゃいます。利尿剤は確かに即効性があり、短期で効果が期待できる治療法の1つです。しかし、服用期間が長くなれば利尿剤の効果も落ちてきてしまいます。

また、利尿剤は強制的に排尿を促すため、長期服用することで腎臓に大きな負担がかかり腎臓の機能が低下してきます。

次の治療法として、アルブミン製剤の投与になります。アルブミンとは肝臓で作られているタンパク質の一種になります。肝硬変や様々な病気や食事が取れずに栄養状態の低下によりアルブミンが低下してしまい血管内の水分調整がうまくいかずに腹水が貯留する原因となります。その為、アルブミンを投与することで血中のタンパク質を増やす治療になります。しかし、このアルブミン治療は月にできる回数が決まっており、利尿剤と同様に繰り返し行うことで効果が弱まっていきます。


その為、最後の治療法として腹水穿刺になります。お腹に針を刺して腹水を抜く治療になります。腹水穿刺をすることでお食事が出来るようになった、身体が軽くなり動きやすくなった、息苦しさが軽減されてきたなどのメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。血圧の低下による倦怠感や腹水の中にも栄養分が入っているため栄養状態の低下、腹水の貯留するスピードが早くなるなどです。その為、腹水穿刺に似た治療方法として腹水濾過濃縮再静注法があります。

腹水を抜いて濾過濃縮して細菌などを除去した後に体内に必要なアルブミンなどの栄養分を体内に戻す治療法になります。腹水濾過濃縮再静注法も腹水穿刺をすることになりますので少しの体の負担はありますが、腹水穿刺のみに比べ栄養状態低下などの軽減になるため、QOLを落とすことが少ない治療法になります。


◆腹水の検査と鑑別

異常な腹水の有無は、腹部の膨張や腹部超音波検査、腹部CT検査などで発見することができます。そこで腹水を採取し、障害の原因や状態を調べるのが腹水検査です。腹水検査は、腹水を比較的安全に採取できる部位は左下腹部で、採決に使用される針の付いた注射器が使われます。

その他に重要になるのが血液検査(生化学的検査)ながを確認する必要があります。

血液検査の結果からわかること

6c58c0d4d82087bd2951fbf42e063de0_s.jpg

腹水、癌、肝硬変の方で特に注意しなければならない血液検査の項目があります。(※基準値は掛かりつけの病院によって異なります。)

アルブミン(ALB)基準値 4.0~5.0

アルブミンは肝臓で作られているもので、血液中の蛋白質の一種になります。働きとしましては、血管内の水分の保持をしてくれる働きになります。しかし、このアルブミンが低下することで血管内に水分保持ができずに血管外に漏れ出してしまいます。

その漏れ出した水分が腹水の原因になりますし、その他にも浮腫みなどの原因になります。


コリンエステラーゼ(CHE)基準値 200~460

コリンエステラーゼは肝臓の栄養状態が把握できる数値になります。コリンエステラーゼが低下することで肝臓の栄養状態が低下してしまい「蛋白質の合成」する力も低下してしまいます。その為、「アルブミンの低下」に繋がり腹水が貯留する原因になります。

C反応性蛋白(CRP)基準値 0.1~0.3

体内の炎症を表す数値になります。癌や肝硬変などの炎症を伴う疾患や肺炎などの様々な原因でも数値が上昇しますが、この炎症が高くなることで、腹水が貯留の原因や、抜けにくくなる原因になりますので数値の上昇に注意が必要になります。

クレアチニン(CRE)基準値 0.3~1.2

腎臓の機能を表す数値になります。クレアチニンの数値が高いということは腎臓に負担がかかっていることが考えられます。腎臓に負担がかかっているということは体内の不要な水分が排出されにくいという状態です。腹水の排出経路の1つは「尿」となるため腹水の排出経路が閉ざされてしまいます。

赤血球(RBC)基準値 男性 440~550 女性 380~500

赤血球が低下することで、各臓器や細胞に栄養素や酸素が運ばれずに各臓器の機能が低下してしまいます。機能が低下することで体内の代謝が低下してしまい不要な水分などの排出する力も低下してしまい腹水が貯留してしまう原因になります。

アルカリホスファターゼ(ALP)基準値 100~325

肝障害により胆汁うっ滞が生じると、胆汁中に存在するALPが血液中に漏れ出し、数値が上がります。この検査は、ときに極めてまれな疾患である、原発性胆汁性肝硬変を見つける手がかりになります。何らかの異常で肝機能が低下し、肝臓内の胆汁の流れが悪くなること。また胆管に胆石が詰まった場合にも、うっ滞が生じることがあります。

乳酸脱水素酵素(LDH)基準値 120~240

LDHは何らかの異常で肝細胞が破壊されることにより、はじめて血液中に漏れ出します。その数値が高いということは、それだけ肝臓が障害を受けているという状態を反映しています。進行したがんや気づかれずにいた転移性肝がんなどで上昇することがあります。

総合ビリルビン(T-BIL)基準値 0.2~1.2

肝障害により胆汁うっ滞が生じると、胆汁中の直接ビリルビンが血液中に漏れ出し数値が上がります。間接ビリルビンは、通常より過剰に赤血球が破壊されると数値が上がります。慢性肝炎、初期の肝硬変ではあまり上昇しませんが、肝硬変が進展、肝不全に進行してくると徐々に上昇していきます。

腹水貯留の際、上記の8項目はしっかりと確認する必要があります。


◆病院以外の腹水の予防・対策法

東洋医学(漢方)による腹水の原因と対策法

東洋医学では腹水貯留の原因、対処法を以下のように考えています。

①血流の低下や水分代謝の低下
②体の炎症(癌、肝硬変など様々な原因)
③肝臓、栄養状態低下によるアルブミンの減少
④腎機能の低下による腹水の排出経路の低下

上記の4点と言われています。

その為、上記の対策として
①血流を向上させることで各臓器、細胞の活性
②体の炎症を軽減対策
③肝機能、栄養状態を向上させることでアルブミンの増えやすい環境を整える対策
④腎機能を向上させることでの腹水の排出経路(尿・便)の対策となります。


東洋医学での腹水対策は上記の4点を重要視しています。

上記の対策を組み合わせることで、それぞれの異なる働きが
相乗効果を生み、「腹水、癌、肝硬変対策」または「不快症状の軽減緩和」へと向かわせます。


東洋医学での腹水対策は上記の4点を重要視しています。

上記の対策を組み合わせることで、それぞれの異なる働きが相乗効果を生み、「腹水、癌、肝硬変対策」または「不快症状の軽減緩和」へと向かわせます。

また、いくつかある対策の中でも、特に重要なのが血流の改善」「炎症対策です。

血液の主な働きとしては栄養素や酸素を各臓器・各細胞に行き届機能を正常な状態に保っています。そのため、身体を正常な状態に近づけていくためにはまず血流の改善を図ることが重要です。その他にも、血流が改善されることで、新陳代謝向上、栄養状態の改善、解毒機能向上、免疫力向上などに繋がりやすくなります。

特に、肝臓内や腎臓内の血液量や血流が改善されることで肝機能,腎機能が向上され、結果、肝臓でのタンパク合成能が高まり、アルブミンが上昇しやすい環境ができていきます。また、腎機能が向上すれば、水分代謝が向上し、尿や汗の排出量が増え結果「腹水対策」にも繋がると考えております。

また腹部の血流が改善すれば腸の蠕動運動も活発になり余分な毒素や水分が排出されやすくなります。
(※腹水や胸水は、尿・便・汗として排出されます。)

腹水は血流障害以外にも「体内の炎症」によっても悪化していきます。特に、癌性腹膜炎,腹膜播種などは他の癌に比べ炎症が強く起こりやすく
この炎症が原因で腹膜の浸透圧調節機能が低下し腹水の貯留が始まると考えております。その他にも炎症が強く起これば起こるほど、癌の進行スピードも早まり、その結果、腹水貯留、多臓器転移、体力の低下などが起こりやすくなります。

そのため、癌や腹水の際は、炎症対策に力を入れることも重要と言われています。

上記のように腹水や大病の際は、血液循環を改善し、身体に抱えた炎症を排除することが最も重要です。

数ある漢方薬の中でも、特に大病を抱えられた際によく出される漢方の一部をご紹介いたします。

高麗人参(こうらいにんじん)

高麗人参の主成分であるジンセノサイドの作用には、抗腫瘍作用、新生血管阻害作用、血液の質改善作用、血流改善作用、免疫力向上作用、造血作用、胃腸機能向上作用、心肺機能の向上、新陳代謝向上、自律神経・ホルモン系の安定化作用などの作用があるとされています。

高麗人参は漢方薬の中でも効果が幅広く、健康な方~大病を患われた方まで幅広く使用される漢方です。高麗紅参は、大病疾患に伴う、肉体疲労、精神疲労、食欲減退、気力や体力の低下などにも効果的です。高麗人参は、代謝を向上する力が強く、停滞したものを動かし、身体の余分なものを「尿・汗・便」として排出を促していきます。

東洋医学では、身体の「気(エネルギー)」が不足したり「気」の流れが滞ることにより結果、血液や水の循環も悪化すると考えられています。その為、高麗人参で身体に「気(エネルギー)」を補い,流れをスムーズにすることで、結果、血液循環と水分代謝が良好変化していくのです。

高麗人参は、抗がん剤・放射線の副作用の軽減緩和としても使用される漢方の1つです。


田七人参(でんひちにんじん)

田七人参の主成分であるサポニンの働きには、抗腫瘍作用、血流向上、血液の質改善作用、抗炎症作用、止血作用、解毒作用、肝腎機能向上作用、各臓器活性作用などがあるとされています。

90%以上の病の原因とも言える「血流障害」。この血流障害を根本から改善するために必要な漢方が田七人参です。その他にも、田七人参は「抗炎症作用」や「止血作用」が優れ、腫れ、痛みや痒みの軽減緩和、出血の防止などの効果もあります。炎症を抑えるだけではなく、冷えの改善としても効果的な漢方です。田七人参は、解毒力も高く、身体の余分なものを排出する作用も強くなります。

田七人参も高麗人参同様、大病を抱えられた患者様に幅広く使用される漢方薬の1つです。
(※体内の炎症が強い方は、高麗人参よりも田七人参の方が向いています。)

数ある漢方の種類の中でも高麗人参」「田七人参は最も効果が幅広く、多くの疾患で活躍する漢方薬になります。

漢方薬の一番の目的は、病気が発症する根本的な原因を大元から捉え、患者様の体質や症状を改善に導いていく為の治療です。そのため、病院の治療や対策では手が届いていない部分に働きかけていきます。ここが漢方薬の最大のメリットと言えるでしょう。

漢方薬の詳細

世界が認めた高品質 田七人参
血液の質を改善し血流の向上を図る!!服用しやすい錠剤タイプ

【正官庄】世界売上No.1高麗人参
気力,体力,免疫力の向上を図る!高品質 高麗人参六年根使用

※通常漢方を服用される際は、専門家に相談し、患者様の体質や症状をお伝えし患者様に合った漢方薬を処方してもらう事が重要です。

漢方と温熱の併用対策

4305394ee04952757dd85fb30f369015_s.jpg

基本は病院の治療となりますが、病院の治療のサポートとして漢方と温熱の併用対策もあります。東洋医学では癌や肝硬変、腹水などの疾患は体内・臓器レベルで起こる冷え』『全身の血流障害などが主な原因と考えております。

体の冷えが癌になりやすい理由

その中でも血液の流れが停滞することで体内の代謝不良が起こり結果、水分代謝の低下に繋がっていることも考えられます。その為、体内に不要な水分(腹水・胸水)が貯留してしまいます。また、癌、腹水患者は血流障害が原因で体内・臓器レベルに冷えを抱えている患者様が殆どです。

その為、上記の原因を改善するために、漢方で血液の循環を良好し体内の代謝を向上させることが重要です。血流が高まり代謝が向上することにより結果、水分代謝も向上し、体内の余分な水分+毒素が「尿」「便」「汗」として排出されやすくなります。

血流が向上すれば、その他にも栄養素が各臓器にしっかりと運ばれることで、臓器の機能向上や体の栄養状態の向上、免疫力の向上につながり腹水だけでなく癌や肝硬変などの疾患の症状の抑制・軽減に繋がります。しかし、癌や肝硬変を伴う腹水患者様の場合、血液の流れは酷く悪化しています。その為、漢方で血液の循環を改善する漢方を使用しますが、正直に、漢方だけでは弱い場合もございます。

そこで、漢方治療に、温熱を加えることで、さらなる血流向上、水分代謝向上に繋げていきます。
(※漢方と温熱の併用は、体の中からと外からで血流改善を図っていきます。)

ご存知な方も多いと思いますが、温熱は病院でも行われている治療法の1つで、主に癌の対策、抗癌剤や免疫療法、高濃度ビタミンC、マルヤマワクチンなどの効果を高めるために実施されています。大病を抱えられた患者様に注目されている対策法の1つです。

<<温熱の豆知識>>

患者様の中には、病院まで通院できない方、ご自宅で温熱を取り入れたい方は遠赤外線を使い全身を温めてくれる『全身用温熱シート』なども良いでしょう。全身用温熱シート』は、マイルドな温熱効果で全身の血流量を高め、体の隅々まで血液の流れを良好にし、全身を温めていきます。

※ポイント・温熱は一部だけを温めるのではなく、全身を満遍なく温めることで血流・水分代謝の向上に繋がりやすいとされています。

温熱参考動画
『岩盤浴マットで血流が劇的に変わる!』


<<全身用温熱シート情報>>

全身用温熱シートには、近年注目の遠赤外線による温熱効果があります。遠赤外線は、熱線の赤外線の中で一番長く、人間の身体に心地よい電磁波の一種です。長い電磁波なので、体内の深層部まで熱が到達することができ、体の芯から温める事が出来るとされています。これは、人の体の大敵「冷え」を元からじっくりと解消することになります。結構有名なりましたが、がん細胞もこの「冷え」が大元だとされています。

遠赤外線の温熱は、遠赤外線が体に吸収され内部から加熱され、まさに体の芯から全身にじっくり時間をかけながら加温してくれる効果的な働きで「冷え」の解消が大きく期待できるという事になります。全身用温熱シートは、玉川温泉だけでしか採取できない天然鉱石【北投石】を加工し、心材とした自宅で手軽に天然遠赤外線温熱が利用できる家庭用のシート(がん湯治で有名な玉川温泉と同じ鉱石などを心材に使用)です。


※↑医療用具ではありませんので、健康促進等の補助目的で御使用下さい。

参考にされてください。

文才が無い為わかりにくいとは思いますが、腹水・癌でお悩みの方やそのご家族様に少しでも参考にしていただけたらと思います。


温熱参考ページ

全身用温熱シート
温熱・遠赤外線効果で全身の血流を高め代謝の向上を促す!)

※↑医療用具ではありませんので、健康促進等の補助目的で御使用下さい。

注目製品

全身用温熱掛け&敷きパッドの詳細
※上下からの遠赤外線と温熱効果が期待できます。
※冷えが強い方や、気温が低い時期に推奨されているようです。



温熱参考ページ

自宅で行う温熱法・全身用温熱シートについて
温熱の作用や併用対策などを詳しく解説!)